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ガットの基礎知識

ゲージについて

細いガット

反発力が高くサーブ&ボレー向き

反発力が増し、ボールの伸びが良くなります。また、喰いつきもよくスピンがかけやすいのも特長です。

太いガット

安定感が高くグランドストローク向き

反発力は弱まりますが、切れにくいため耐久性はアップ。ボールのホールド感と打球感が安定します。

ラケットタイプとガットの関係

軽量タイプ・厚ラケ(ワイドボディ)のラケット

これらのタイプのラケットに硬めのガットを選ぶと、衝撃が非常に強いため、手首や肘を痛めてしまうことがあります。柔らかいホールド感のあるガットや振動吸収性のあるガットが良いでしょう。

面の大きなラケットはスイートスポットが大きくボールが良く飛ぶため、テンションを上げて飛びを抑えたり、逆に面の小さなラケットはボールの飛びが悪くなるため、テンションを下げたり、細めのゲージを選ぶなどの工夫が必要です。

テンションの違いによる打球感

高テンション

スイングスピードの速いプレイヤーにおすすめ

ボールを押し出す力を抑制し、飛びすぎを防ぎます。スイングスピードが速いプレイヤーは、スイングスピードの速さに対してガットの戻りが追い付かないため、高テンションの方がプレイが安定します。

低テンション

ボールを飛ばしたいプレイヤーにおすすめ

ガットをたわませることで、ボールを飛ばすことができます。また、ボールを包み込むのでホールド感があります。ボールとガットの接触時間が長く、回転がかかりやすくなります。

ゲージについて

細いガット

反発力が高くサーブ&ボレー向き

反発力が増し、ボールの伸びが良くなります。また、喰いつきもよくドライブがかけやすいのも特長です。

太いガット

安定感が高くグランドストローク向き

反発力は弱まりますが、切れにくいため耐久性はアップ。ボールのホールド感と打球感が安定します。

ラケットタイプとガットの関係

シングルシャフト・ダブルシャフトのラケット

シャフト形状によって打感に違いがあります。シングルシャフトはシャフトが柔らかめで、ドライブがよくかかりコントロール性にも優れ、後衛向きです。

ダブルシャフトは意図的に硬く作ってあり、空気抵抗が小さいため振りやすく、スイングスピードが出しやすい特徴があり、前衛に向いています。

各特長を知ったうえで自分のプレイスタイルに適したガット・ラケットを選びましょう。

テンションの違いによる打球感

高テンション

スイングスピードの速いプレイヤーにおすすめ

ボールを押し出す力を抑制し、飛びすぎを防ぎます。スイングスピードが速いプレイヤーは、高テンションでの張りをおすすめします。

低テンション

ボールを飛ばしたいプレイヤーにおすすめ

ガットをたわませることで、ボールを飛ばすことができます。また、ボールを包み込むのでホールド感があります。ボールとガットの接触時間が長く、回転がかかりやすくなります。

ゲージについて

細いガット

弾きと打球音重視のプレイヤー向き

反発力が増し、シャトルの伸びが良くなります。また、打球音が高くなるのも特長です。

太いガット

ハードヒッター向き

反発力は弱まりますが、切れにくいため耐久性はアップ。シャトルのホールド感と打球感が安定します。

ラケットタイプとガットの関係

ラケットの硬さに応じてガットを選ぶ

硬いラケットには柔らかめのガット、柔らかいラケットには硬めのガットがおすすめです。硬いラケットに硬いガットを張れば、手首や肘を痛める原因となります。

また、柔らかいラケットを使用する場合は、少し硬いガットを張り上げた方が反発性が向上し、シャトルがよく飛びます。ラケットの硬さを確認し、それに応じた硬さのガット選びを心がけてください。

テンションの違いによる打球感

高テンション

スイングスピードの速いプレイヤーにおすすめ

強く張れば球離れが良くなるのでスピードが上がり、気持ちの良い打球音がします。しかし、高いテンションはそれだけ手首や肘に負担をかけやすいため柔らかいガットを、またガットが切れやすいため、耐久性のあるガットをおすすめします。

低テンション

シャトルを飛ばしたいプレイヤーにおすすめ

緩めに張ればその弾力を使ってよく飛ばせます。また、細めのガットを低いテンションで張ると、驚くほどよく飛ぶもの。スイングスピードやパワーに自信のないプレイヤーにおすすめします。

ガットの張り替え目安は最長で3ヵ月

ガットは張り上げた直後から時間の経過とともに少しずつ伸びていきます。一般的には張り上げ後、1度も使用していなくとも約3カ月でガット本来の持つ反発性能が失われてしまいます。この反発性能を失ったコンディションではボールスピードが落ちるだけではなく、ボールに十分な回転を与えることができません。

また、打球時の振動が多く発生するため手首や肘を痛める原因にもなり得ます。プレイ頻度の高いプレイヤーはガットの消耗が速いため、顕著にこれらの現象が発生します。ゴーセンは最適なガットコンディションでプレイするためにも、最長3ヵ月に1度の張り替えを推奨します。

気温・湿度の影響

ナイロンガットの場合、高温で伸び、低温で縮む特徴があります。したがって気温の違いにより、テンションを調整することが必要です。日本での春と秋を基準にすると、3〜5ポンド程度夏は高く、冬は低くテンションを変えるプレイヤーが多くいます。

また、湿度においてはナイロンガットの場合あまり多くの影響を受けませんが、雨などで水分が多く付着してしまった場合、性能は低下してしまいます。これらの点から、季節ごと(3ヵ月ごと)の張り替えを推奨します。

張り替えのサイン

  • ボール、シャトルの飛びが悪くなったとき。
  • 打球音が鈍くなったとき。
  • 打球感がいつもより固いと感じたとき。
  • 縦横のガットが重なる部分にくぼみができたとき。
  • ガットに変色、退色がみえたとき。

張上げ時のチェックポイント

  • オーダーしたブランド名と商品を確認。
  • ガットに傷がないか確認。
  • ガットを斜めから見て、凸凹が畳の目のようになっていることを確認。
  • 実際にボール、シャトルを打ってみて、縦横のガットがバラバラにずれないか試す。

注意事項

  • 汗などで濡れたらすぐに拭き取る。
  • 直射日光の当たる場所に長時間置かない。
  • 水に濡らさない。
  • 乾燥しやすい冬は室内、梅雨は風通しの良い場所で保管。

※車のトランクに何時間も入れておいたり、濡れたまま何日も放置していた場合は、ガットを張り替えましょう。